小学3年生まで指しゃぶりを続けていたために、永久歯列になっても上下の前歯の間に隙間が残っています。
さらに、その隙間に舌が飛び出す癖(舌突出癖)も認められます。
口唇の突出感もあるため、上下4本の永久歯を 抜歯する本格矯正治療を行いました。
舌癖を取り除くトレーニングもあわせて行います。
舌小帯の付着異常(短縮症)も認められるため、 舌小帯切除を行いました。
すっきりした口元になりました。
今後はリテーナーを 装着し咬合の安定をみていきます。
舌の尖端の位置は常に上顎につけておくことを 意識してもらいます。
装置除去後1年10ヶ月が経過しましたが、 咬合も比較的安定しており経過良好です。