小児歯科では、お子様の成長発育に合わせたむし歯予防や歯周病(歯ぐきの炎症)予防、むし歯の治療、そして歯並びやかみ合わせの治療を通して、健全な永久歯列咬合を育成してまいります。
当院では、1回限りの歯科治療ではなく、お子様のかかりつけ歯科医として、適切な診断のもとに処置を行い、継続的な歯科管理と予防処置により、お子様の健全な歯と口の健康づくりを目指しています。
1 | 受付で問診票に記入していただきます。 |
2 | 診療室に入っていただき、お口の中をチェックいたします。保護者の方もご一緒に診療室に入り、立ち会っていただきます。 |
3 | お口の中の状況・これからの治療方針について説明します。むし歯がないか、歯肉の状態、かみ合わせに異常はないかを診ます。 また、これから起こりうることについてもお話しします。 必要に応じてレーザーを使ったむし歯のチェック、X線写真撮影、唾液検査などを行います。 |
4 | ご家庭での管理について指導いたします。歯のはえ方に合わせた仕上げ磨きの方法、間食のとり方についての指導をします。 また、お口に関する習癖や保護者の方の心配な点についてもアドバイスさせていただきます。 |
5 | 歯のクリーニング・シーラント・むし歯治療磨き残しがあるところ、着色(茶しみ)や歯石をきれいにクリーニングします。処置が必要な場合はこの時点で治療を行います。 基本的には、初診時は簡単な処置をして治療に慣れてもらいます。痛みがあるなど、緊急を要する際はこの限りではありません。 |
6 | フッ素塗布フッ素を塗った後は30分間、飲食・うがいができません。 ご了承ください。 |
7 | 定期検診これで初診時の処置は終わりです。 治療が続くときは、またお約束を取ります。 すべての治療が終わると定期検診にはいります。 治療の最後に歯ブラシを差し上げています。 |
むし歯の処置の際にラバーダムという器具を使うことがあります。
これはゴムのマスクのような物で、歯を削る機械で粘膜を傷つけたり、お水やお薬が喉に入るのを防いでくれます。 お鼻・お口の一部は覆われていないので、呼吸もできます。
むし歯が大きい場合、麻酔が必要になることがあります。
麻酔をする際は、まず粘膜に表面麻酔をして、針の刺入時の痛みを抑え、電動注射器により麻酔液注入時の痛みを和らげています。
ダイアグノデントは、レーザー光により歯質の変化(むし歯)を測定するため、視診、触診そしてX線写真などでは見落とされるわずかな歯質変化(初期むし歯)を発見することができます。不必要なX線撮影を減らすことができ、特に隠れた歯の間のむし歯や妊娠中のお母様方のむし歯発見に効果を発揮しています。